Apex Legends(エーペックスレジェンズ)のランクマッチが、実装されてから2年経ちます。
しかし、ランクマッチは「なんだか敷居が高いとか」や「格付けされるのに抵抗がある」とか思っていませんか?
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)を長くやっていても、ランクマッチをやったことないっていう方もよく見かけます。
ランクマッチでは通常マッチとは別のゲームをやっている感覚すらある緊迫感を味わうことができます。
今回はランクマッチのルールから期間や報酬についても解説します。
ルールもよく知らないという方は、ぜひ一読してください。
ランクマッチとは
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)には、最初期からあるメインコンテンツであるバトルロイヤル、3v3のチームデスマッチ感覚で遊べるアリーナの2種類があります。
そしてバトルロイヤルとアリーナそれぞれに通常マッチとランクマッチが存在します。
ランクマッチは、通常マッチでは味わえない緊迫感があり、非常にやりごたえがあるモードです。
高ランクになると、緻密な戦略も必要になり、そんなところもランクマッチの魅力と言えるでしょう。
またランクマッチでしか手に入らない報酬があり、シーズンごとの期間もあるため、その報酬を手に入れるために何時間もプレイする人も多くいます。
ではバトルロイヤルとアリーナのランクマッチについて、簡単に説明していきたいと思います。
バトルロイヤルランクのルール
ランクマッチは、獲得ポイント(以下RP)で自分のランクが決まり、自分と同じランク帯のプレイヤーとマッチされます。
初めは所持しているRPは0で、ブロンズランクからスタートします。
マッチごとにキルや最終順位でRPを獲得でき、一定数RPを獲得することで昇格できます。
以下がRPと昇格の関係の表になります。
昇格必要ポイント | RP |
ブロンズ | 0RP |
シルバー | 1200RP |
ゴールド | 2800RP |
プラチナ | 4800RP |
ダイヤモンド | 7200RP |
マスター | 10000RP |
Apexプレデター | 各機種上位RP750名のみ |
またランクマッチでは、マッチに参加するためにRPを消費します。ランク帯によって消費RPが違います。
以下がランク帯ごとの消費RPになります。
ランク 必要参加ポイント | RP |
ブロンズ | 0RP |
シルバー | 12RP |
ゴールド | 24RP |
プラチナ | 36RP |
ダイヤモンド | 48RP |
マスター | 60RP |
Apexプレデター | 60RP |
試合に参加するだけでRPを消費するため、試合開始後キルも取れずに低い順位で倒されてしまうと、獲得RPもなく手持ちのRPがただマイナスになってしまいます。
獲得RPは順位ポイントとキルポイントの合計からなるため、覚えておくとよいでしょう。
順位ポイントとは、試合の最終成績(チーム全滅時の順位)で獲得できるRPです。
順位ポイントは以下の通りです。
順位 | RP |
1位 | 100RP |
2位 | 60RP |
3〜4位 | 40RP |
5〜6位 | 30RP |
7〜8位 | 20RP |
9〜10位 | 10RP |
11〜13位 | 5RP |
14〜20位 | 0RP |
次にキルポイントですが、キルポイントは順位によって倍率が変わるため注意が必要です。
同じ1キルでも最終成績が1位と10位では、獲得できるキルポイントが異なります。
またキルポイントは、6キルまでしかもらえません。7キル以上しても6キルまでのポイントしかもらえませんので、覚えておいてください。
キルポイントの倍率と最大獲得ポイントは以下の通りです。
順位 | 倍率 | 最大獲得RP |
1位 | 25倍 | 150RP |
2〜3位 | 20倍 | 120RP |
4〜5位 | 15倍 | 90RP |
6〜10位 | 12倍 | 72RP |
11〜20位 | 10倍 | 60RP |
アリーナランクのルール
アリーナもバトルロイヤル同様に、獲得RP(以下RP)で自分のランクが決まり、自分と同じランク帯のプレイヤーとマッチします。
しかし昇格に必要なRPの値は少し異なり、ランクマッチに参加する際の消費ポイントもありません。獲得RPについてもバトルロイヤルとは仕様がことなります。
バトルロイヤルランクでは、同じランク帯のプレイヤーとマッチする、というシステムですが、アリーナランクでは少し仕様が異なるため、まずはそこからご説明します。
基本的には同じランクのプレイヤーとマッチすることはバトルロイヤルランクと変わりありません。
しかし、アリーナでは【マッチメイキング評価(MMR)】という指標を設けています。
これは試合ごとのプレイヤースキルを評価する、というものであり、プレイヤー本人には視認できません。
あくまでゲーム側がマッチメイキングの質を向上させるための1つの指標、と考えてください。
このマッチメイキング評価があることで、仮にランクがプレイヤーにとって適正ではないランク帯にいたとしても、同じようなプレイヤースキルを持つ方とマッチするようになります。
そしてアリーナランクを初めてプレイする場合、始めの10試合は振り分け戦という位置付けです。この10試合の勝敗に応じて初期ランクが決まります。
この振り分け戦はマッチメイキング評価がおこなわれるまで、プレイヤースキルが同じではない方ともマッチします。
そのため、楽勝な試合もあれば、手も足も出ない試合もある、という感じです。
ちなみに私は7勝3負でゴールド3からの開始でした。
振り分け戦後は、開始ランクが決まり、負けた時に消失するRPよりも、勝った時に獲得できるRPポイントの方が多いです。
マッチメイキング評価が適切に行われるまでは、このような状態が続き、次第に獲得できるRPが減少し、適正ランクでの戦いが始まる、といった感じです。
昇格に必要なRPもバトルロイヤルとはことなります。
アリーナランクで昇格するために必要なRPは以下の通りです。
昇格必要ポイント | RP |
ブロンズ | 0RP |
シルバー | 1600RP |
ゴールド | 3200RP |
プラチナ | 4800RP |
ダイヤモンド | 6400RP |
マスター | 8000RP |
Apexプレデター | 各機種上位RP500名のみ |
報酬
バトルロイアルでもアリーナでも、その期間(シーズン)での最高成績に応じて、次シーズンの開始時に報酬をもらえます。
バトルロイヤルランクの報酬
バトルロイヤルランクの報酬
- ダイブ軌道(ダイヤ~)
- 武器チャーム(全ランク)
- バッチ(全ランク)
ダイブ軌道とは、バトルロイヤルのマッチ開始時、ドロップシップからダイブした際に自分のキャラクターから出る軌道のことです。
ダイブ軌道は、最高成績がダイヤモンド・マスター・プレデターだった方のみ手に入ります。
ランクごとの特徴として、ダイヤモンドは青色、マスターは紫色、プレデターは赤色のダイブ軌道になります。
シーズンごとにエフェクトの内容が異なり、派手で目立つため、注目の的にもなったりします。
ちなみに私はシーズン3のプレデターで、報酬のダイブ軌道は赤色の炎が出てました。
バッチは、自分のプロフィールにトラッカーとともに付けることができる、いわゆる勲章みたいなものです。
バッチはブロンズからプレデターまで全てのランクで獲得でき、シーズンごとにデザインがことなります。
武器チャームは、武器に付けるアクセサリーのようなものです。
武器チャームもブロンズからシルバーまで全てのランクで獲得でき、シーズンごとにデザインが異なります。
アリーナランクの報酬
アリーナランクはシーズン10(今のシーズン※2021年8月10日現在)で初実装されて、次シーズンになって初めて報酬が貰えますので、報酬の内容の確かな情報はまだありません。
しかし、公式HPでバトルロイヤルランクの報酬でもらえるバッチとはデザインが異なるバッチの画像が公表されてますので、これが貰えるのではないか、と予想しています。
期間
ランクマッチは約3ヵ月ごとにシーズンが変わります。
シーズン内の最高成績で報酬が決まります。
またバトルロイヤルは1シーズンでスプリット(前半・後半)に分かれており、スプリット(約1,5ヵ月間)ごとにランクリセットされる仕様です。
ランクリセットでは、それまでのスプリットの最終成績から6ティア分下がったランクになります。
例えば、ダイヤモンド2でスプリットが終了した場合次はプラチナ2、ゴールド3でスプリットが終了した場合ブロンズ1からスタートする、ということです。
アリーナランクではこのスプリットシステムはなく、1シーズン3ヵ月となります。
まとめ
以上、Apex Legends(エーペックスレジェンズ)のランクマッチについて解説しました。
ランクマッチは、緊張の中白熱した戦いが繰り広げられます。
しかし期間があり、その中で自分の成績が上がって行くと嬉しいですし、下がると悔しくてもっと頑張ろう!という気持ちになります。
ランクマッチの報酬は、そんな自分が頑張った勲章であり、達成感の象徴のようなものです。
実際私はダイブ軌道欲しさにシーズン3プレデターまで上り詰めましたし、シーズン4が始まってから自分の新しいダイブ軌道を見てものすごく嬉しかったです。
今回シーズン10からアリーナランクも始まり、さらに盛り上がりを見せてくれること間違いなしです!
ランクマッチには興味がなかった方でも、この記事を読んで興味が湧いたら、是非プレイしてみてください。