Overwatch(オーバーウォッチ)では、タンク・dps(ダメージ)・サポートと3つのロールがありますよね。
各ロールでキャラの特色が大きく違い、それぞれ別のゲームをやっているかのような面白味があり楽しいところです。
しかしそれゆえに、タンクしか使わないとかサポートしか使わない方も多くいると思います。
Overwatch(オーバーウォッチ)は、チーム戦ですので、それぞれのロールの立ち回りを理解しておくと味方の立場になって考えることができ、味方視点で考え行動できるプレイヤーが、よりチームの質を向上させます。
この記事では、タンク・dps(ダメージ)・サポート、各ロールの立ち回りを、初心者にも分かりやすく解説します。
各ロールの立ち回りを理解することが大切
Overwatch(オーバーウォッチ)は、タンク・ダメージ・サポートの3種類のロールに分かれています。
Overwatch(オーバーウォッチ)は、一部のルールを除き、各ロール(タンク・ダメージ・サポート)を2体づつピックして6人チームで試合するゲームです。
各ロール(タンク・ダメージ・サポート)のキャラはそれぞれキャラの特徴が大きく異なるため、試合における役割も異なります。
それぞれのロールキャラが、自身の役割をしっかりこなすことで、チームを勝利に導きます。
タンクの立ち回り 戦線の維持
タンクキャラクターは総じてHPが高いことが強みであり、その強みを活かして戦線を張ることに特化しています。
しかし当然弱点もあり、dps(秒間当たりのダメージ量)が低いこと、ヒットボックスが大きいことが弱点です。
そのためdpsの高いダメージキャラクターとは、1対1での戦闘は不利であり、ヒットボックスの大きさから無理に前に出てしまうと複数の敵の的になり、すぐに倒されてしまいます。
タンクは、自分だけで敵にとどめを刺すことに固執しすぎず、敵にはダメージを与えつつ盾張りを巧みに使いプレッシャーを与えながら、可能であれば倒しましょう。
あくまで戦線の維持を最優先とすることが重要です。
ポイント
- 戦線の維持を最優先とし、敵を深追いしすぎないこと
- 攻撃は敵にプレッシャーを与えるのがメイン
dps(ダメージ)の立ち回り 敵にダメージを与えること
まず初めにdpsって?となる人のために少し説明しますね。
dpsとは
ゲーム内では「ダメージ」と名称されていますが、「dps」と呼ばれることの方が多いです。
dpsは「damage per second」の略で、1秒あたりのダメージという意味です。
敵にダメージを与える役割であるダメージキャラをピックしたプレイヤーは、秒間あたりのダメージ量で評価されることが多いですね。
そのため、試合後にチーム内でその試合の秒間あたりのダメージ量を確認し合うとかよくあることでした。
そうした流れでダメージキャラそのもの自体が、dpsと呼ばれるようになりました。
では改めて、ダメージ(dps)の立ち回りについて解説します。
ダメージ(dps)は、とにかく敵に攻撃を与え、可能な限り倒しきることが大切です。
ダメージ(dps)は敵がHPの高いダンクキャラであろうと、数秒で倒せる程の攻撃力がありますが、キャラごとの得手不得手もあります。
ロングレンジが得意であったり、逆にショートレンジが得意であったり。
ダメージは3ロールの中で一番キャラクター数も多く、そうした得手不得手もキャラごとに違うため、敵の選択しているキャラを確認して、臨機応変にピックするとよいでしょう。
そして一番大切なことは、味方と同じ敵を狙い攻撃することです!
ダメージ(dps)は高い攻撃力を有しているため、1人で敵を倒しきることが仕事だと思い込んでいる人がいますが、実はそれが一番危ないんです。
味方と同じ敵を狙うことで、その高い攻撃力を最大限に活かし、1人で敵を狙うより素早く敵を倒すことができます。
Overwatch(オーバーウォッチ)はサポートキャラもいるため、いくら攻撃力が高くてもしっかりサポートがされている敵を1人で倒すのは難しいです。
また少しダメージを与えても、敵を引かせてしまってはサポートキャラに回復されすぐ体制を立て直されてしまいます。
ここで味方同士で同じ敵を狙うことが重要になります。
味方のダメージ(dps)同士が同じ敵を狙えばそれだけ攻撃力も増し、例えサポートキャラが付いている敵でも強引に倒すことは可能です。
Overwatch(オーバーウォッチ)はチーム戦であり、1人でも敵を倒し丁寧に試合を進めることができれば戦況が優位になるため、1人ずつ確実に倒すことを意識しましょう。
ポイント
- ダメージ(dps)は、敵に攻撃を与えることが大切だが、1人ではなく味方と同じ敵を狙い確実に倒せる状況にすること
サポートの立ち回り タンクとdpsの補助
サポートの基本的な立ち回りは、タンクとダメージ(dps)の補助ですが、補助といっても回復とバフの2種類に分かれます。(※バフとは攻撃力、防御力、移動速度などのステータス上昇をおこなうことを言います。)
とはいえ、サポートキャラによりアビリティが異なり、回復手段やバフの内容も異なるため、キャラごとに立ち回りが大きく異なります。
サポートキャラに合わせて味方全体の動きが変わる場合もあるほどです。
キャラごとの立ち回りはまた別の記事で解説しますが、ここではサポートキャラ全体にいえる基本的なことを解説します。
サポートキャラ全体のおける1番大切なことは、味方の動きや全体の戦況に合わせいち早く最適な行動を取ることです。
1文でまとめていますが、これがとても大変です。
敵味方全体の動きを見つつ、常に最善策を考えながら動かなければなりません。
サポートキャラは回復とバフ、そして自身でも攻撃手段があるため、行動の選択肢が多いです。
味方を回復すべきか、味方にバフをかけるべきか、バフをかけていた味方がやられそうなら自分は早く見切りを付けて引くべきか、自分も攻撃に参加するべきか、など戦況に応じてとれる行動が多く、その中から常に最善策を強いられます。
バフが強いキャラは、基本的にはダメージ(dps)に付きバフ、状況に応じて回復してあげましょう。
ダメージ(dps)について行っても、自分は敵の攻撃が当たらないように遮蔽物に隠れるなどしながらバフをかけるようにしてください。
万が一自分が被弾しHPが低下しているときは、無理せず1度引いて回復しましょう。
Overwatch(オーバーウォッチ)は人数優位なゲームであり、サポートキャラが倒されてしまうと、回復手段がなくなるため敵も強引にでも攻めてきます。
サポートキャラは自分自身が倒されないことを常に意識しましょう。
とはいっても、こまめな駆け引きや立ち回り、回復やバフのタイミングは敵や味方のキャラや戦況によって異なるため、経験によるところが大きいです。
何度もやってコツを掴んでいく必要があります。
Overwatch(オーバーウォッチ)は敵1人をいかに早く倒し戦況を優位にするかにかかっているため、基本的にはサポートキャラは味方にバフを、状況に応じ回復をすることを念頭におくとよいでしょう。
ポイント
- サポートはタンクとダメージ(dps)の補助
- 補助はタイミング良くバフ、臨機応変な回復
まとめ
以上、Overwatch(オーバーウォッチ)で、タンク・dps(ダメージ)・サポートの立ち回り解説をしました。
Overwatch(オーバーウォッチ)は個性的なキャラクターが多く、ロールごとによっても得意不得意があり、そうしたところも面白いところだと思います。
しかしどのキャラでもロールごとの基本的な役割があるため、その基本をしっかり押さえておきましょう。
今までやったことないロール・キャラがあれば、是非各ロールいろいろなキャラを試してみてください。