Ark(アーク)の菜園について、作物を育てる方法と、温室を使った効率化について解説します。
作物を育てるために必要な、水や肥料の他に、効率を上げるための温室についてや菜園の重ね方、スペース削減のために私が実際におこなっている工夫を画像付きでご紹介します。
菜園とは
菜園とは、種を植え肥料を入れることで作物を育てることができる、農業キットのようなものです。
ベリーや野菜といった作物を効率的に育てることができます。
菜園にはエングラムの菜園(大、中、小)と3つありますが、菜園(大)が一番で収穫できる作物が多くオススメです。
菜園(大)
- エングラムレベル36
- 手制作
- 木材 ×80個
- わら ×40個
- 繊維 ×60個
- 石 ×100個
菜園(大)を制作する難易度は高くないので、是非作ってみてください。
菜園で作物を育てるには
菜園(大)を設置するだけでは、作物を育てることはできません。
大きく以下の4stepがありますので確認しておきましょう。
菜園で作物を育てる順序
- STEP1:水の供給の確保
- STEP2:種を植える
- STEP3:肥料をつかう
- STEP4:温室効果の確保
STEP1:水の供給の確保
菜園を設置したら、灌漑(かんがい)つまり水の供給をする必要があります。
エングラムレベル17で取得できるパイプを駆使して、水源から菜園のところまで水を供給させましょう。
※エングラムレベル40になると鉄のパイプもありますが、耐久値が高いだけで基本的に効果は同じです。
水源では、パイプ「給水口」を使用する必要があるので注意しましょう。
しっかり水の供給ができていると、上の画像のようにパイプが青くなりますので、チェックしながらつなげていきましょう。
あとは、菜園を設置した場所まで、直線や十字、自分好みにパイプをつなげてみてください。
私の場合は、後から水を分岐できるよう全て十字パイプでつないでいます(笑)。
またどこまで伸ばしても、水の供給に限界はありませんので、設置した菜園の位置が水源から多少遠くても一応問題はありません。
菜園の上空までパイプをつなげることができたら、蛇口を付けるのを忘れずに。
菜園に水の供給がされたら、上の画像のように水 600/600(灌漑)と表記されるので確認して完了です!
結構判定は広く、わりと不格好でも水の供給はできます。
しかし、やってみると、菜園に対してパイプが斜めっていて、なんか見た目が...と感じ、苦戦する方も多いかと思います。
そこで、私なりのコツを紹介しますので、参考にしてみてください。
まず菜園の設置したら、ふちにあわせ、水の十字パイプを平行にあわせます。
そのまま視点を変えずに、水源のところまで移動してください。
水源まで移動できたら給水口を設置します。
この一連で、視点を動かさないのがポイントです。
このようにして給水口さえ設置できれば、どのようにパイプをつなげていっても菜園に対して、直角か平行にピッタリと水道をつなぐことができますよ。
補足ですが、水源のかわりに、貯水槽を使うこともできます。
水源が近くに無くても菜園ができる優れものですが、貯水槽は天気が雨にならないと水をためることができません。
水の供給が切れると作物は枯れてしまいますので、天候に左右されかなりリスクがあるため、オススメはできません。
STEP2:肥料をつかう
Arkの菜園は、肥料必須です。
菜園の肥料となるのは、動物のフン、アイテムの肥料の2種類です。
始めは動物のフンでもいいですが、アイテムの肥料の方が圧倒的に効率がいいので、肥料を作ることをオススメします。
アイテムの肥料を作るためには、堆肥箱かフンコロガシが必要であり、堆肥箱とフンコロガシ、それぞれどうやって肥料が作れるかを以下にまとめましたので、参考にしてください。
参考
- 堆肥箱
必要アイテム(動物のフン3個とわら50個)
所要時間 50分
【肥料 1個】 - フンコロガシ
人間のフン・小型動物のフン 1個
【肥料 1個 原油 2個】
中型動物のフン 1個
【肥料 2個 原油 4個】
大型動物のフン 1個
【肥料 3個 原油 6個】
堆肥箱より、フンコロガシの方が早く肥料を生成してくれます。
何より、重量を増やせば持てるフンの数も増えるため、一度に生成する肥料の数も当然増やすことができます。
おまけ程度ですが原油も一緒に生成してくれますし、時間や生成量を考えたら断然堆肥箱よりもフンコロガシの方がいいです。
ただし、フンコロガシの生息地は肉食恐竜が生息していることが多いため、テイムする時は注意が必要です。
STEP3:種を植える
種は、ベリー6種類、野菜4種類、プラントX・Y・Zの種の計13種類あります。
プラントX・Y・Zは入手方法が特殊であるため、今回は省略させていただきます。
さてベリーと野菜の種の入手方法ですが、茂みからランダムで入手でき、プライヤーはもちろん、採取ができる恐竜でも入手可能です。
種は菜園1個につき1種類しか植えることができません。
また菜園1個につき、植える種は1つだけなので、沢山集める必要はありませんよ。
作物が育ち収穫しても種は菜園に残るため、作物の植え替えをおこなわない限り植えなおしをする必要もありません。
STEP4:温室効果の確保
温室効果は、最悪確保しなくても作物を育てることはできます。
しかし、温室効果を上げることで、作物が育つ速度を上げることができるため、可能であれば温室を作りましょう。
温室効果は300%まで上げることができ、0%の状態に比べ成長速度が3倍にもなります。
温室効果を菜園にもたらすには、エングラムレベル42~44で獲得できる、温室の建材が必要です。
温室の建材をどう配置すればどう温室が上がるのか、その関係性の説明はここでは省略します、結構ややこしいので(笑)。
300%の温室効果を菜園にもたらすには、菜園を温室の壁と天井で囲ってしまえばいいです。
つまり、ビニールハウスみたいなイメージで温室を建ててみましょう。
壁と天井が温室の建材であればいいので、床の素材は木でも石でもなんでも大丈夫です。
作物を育てるためには太陽光も必要です。
いくら天井を温室の建材で建てていたとしても、他の建築物などで日光が遮断されてしまっては作物は育たないため注意してください。
菜園に温室効果が入ったら、上の画像のように温室効果300%と表記されるので確認して完了です!
温室部屋の紹介
では、実際に私がARKで作った温室をご紹介します。
限られた空間でコンパクト、というところをコンセプトに温室部屋を作っていますので、少し狭く感じるかもしれません。
でも、温室効果はしっかり300%ありますよ。
7×8×4(縦×横×高)のスペースに、菜園(大)150個設置のほか、調理鍋や冷蔵庫などを置けるスペースも確保しており、かなり実用的です。
また、この中にはフィオミアとフンコロガシの家畜部屋もあり、肥料関係も温室部屋内で完結するという優れもの!
それでは、私が温室を作るときにおこなった工夫を1つ1つご紹介します。
温室と水道
温室部屋の天井に一面にこれでもかというくらい蛇口を設置しています(笑)。
蛇口をここまでしきつめなくても大丈夫ですが、判定漏れがあって、部分的に水の供給が出来ていなかった、みたいなことになりたくなかったからです。
あとは、敷き詰めていれば、後で菜園の位置を変える、というようなこともできるのでそうしています。
まあ過度な心配性ですね(笑)。
高さ4マス分離していますが、しっかり水の供給は出来ています。
せっかく天井に水道をはりみぐらせていますので、一部は飲み水として利用できるようにしています。
菜園を重ねる
実は、菜園の上に菜園を重ねる、なんてことができたりします。
見栄えはよくないかもしれませんが、重ねて置くことで狭いスペースで多くの作物を育てることができます。
極論、無限に層を重ねることもできますが、あまり重ねすぎるとかえって種を入れずらくなったりしますので、私は5層にしています。
どれだけ菜園を重ねて置いても、不思議なことに下の層の菜園も水の供給や温室効果は適用されますのでご安心を。
デメリッドをあげるとするならば、菜園が密集しすぎて、種や肥料を入れるときにどの菜園にいれたか分からなくなることです。
菜園を重ねる方法は簡単で、設置済みの菜園から少し引いた状態で菜園を置くだけ。
しかし、きれいに置くのが意外と大変です。
こればっかりは慣れやセンスですので、失敗したら回収し置きなおしするしかないですね。
私はこの設置が下手で、きれいに配置しようとするとなかなか時間がかかります(笑)。
フィオミアとフンコロガシの家畜部屋
温室部屋の隅にフィオミアとフンコロガシの家畜部屋があります。
家畜といっても、フンと肥料ですけどね(笑)。
フンコロガシは、フンを肥料にしてくれる、いわば農業のお供です。
温室部屋内でフンコロガシを管理することで、作業の効率化を図っています。
ただフンコロガシが肥料を生成するには、放浪モードにする必要があるため、注意が必要です。
逃げ出さないように、こんな感じでスロープと柵でしっかりホールドされています。
次にフンのどう調達するかですが、フィオミアを使うと便利です。
フィオミアはスティムベリー(白いやつ)を食べさせるとフンをする習性があるので、その習性を利用して沢山フンを集めましょう。
ただし、スティムベリーを食べたせると食料値が減るので、注意してくださいね。
そんなフィオミアをフンコロガシの上に停止させ、さらに、木のハッチ枠を使用しフンが落下するようにしています。
そうすることで、フィオミアが糞をしたらすぐにフンコロガシに渡すことができる、という仕組みです。
ここから動かすこともないので、ステ振りは食料値全振りです。
ちなみにうちのフィオミアは食料値が8万あります(笑)。
そして、フィオミアに100個連続して食べさせるとこうなります。
まとめ
以上、Ark(アーク)の菜園について、作物を育てる方法と、温室部屋や重ね方について解説しました。
菜園で効率よく作物を育てるためには、安定した水の供給・温室効果・肥料の3つが大切です。
肥料の確保のために、フンコロガシを見つけたら低レベルでもいいのでテイムしておくと良いでしょう。
温室の建材は、水晶を沢山使うので集めるのが大変ですが、せっかく菜園を始めるなら温室を作った方が効率も良くなるのでオススメです。
私の温室は、とにかく小スペースでまとめた結果なので、ここまで密集させなくてもよいかもしれませんが、冷蔵庫と調理器具は温室部屋にまとめておくと便利ですよ。